
びーとるランドに
ついて
経営理念
全ての親と子のために
~子供の健全育成と親子の
コミュニケーションのお手伝い~
● 健全育成とは、「体の健康を図る、心の健康を図る、知的な適応能力を高める、社会的な適応能力を高める、情操を豊かにする」ことである。
● コミュニケーションとは、お互いの理解を深め、信頼関係をより強くするために、「きちんと話す、きちんと聞く、相手を受け入れる」ことである。
私達びーとるランドスタッフ一同は、お客様に、「 驚き、喜び、興奮、感動 」 を味わっていただくことに全力で取り組みます。
MESSAGE園長からのメッセージ
元小学校教師が伝えたい思い
「先生はこのクラスを絶対に日本一楽しいクラスにします!」
2005年9月1日。私はM小学校4年1組34名の児童の前でそう宣言しました。
私の小学校教員生活のスタートは順風満帆では決してありませんでした。私は東京都の教員採用試験に合格したものの、「補欠合格」というぎりぎりの合格でした。その結果4月には採用されず、5か月間連絡を 待ち続け、最終的に9月からの採用となりました。9月からの採用ということは、人員が欠けての途中採用。私はいわゆる「学級崩壊」して担任がいなくなったクラスを2学期から受け持つことになったのです。
苦しい思いをして待ち続けたので、採用されたら絶対にいい先生になってやるという思いと情熱は人一倍ありました。しかし、現実はそんなに甘くなく、教育現場では奮闘する日々が続きました。机にじっと座っていられない子、大きな声で授業を妨害する子など、学級のルールが壊れているのを目の当たりにしました。どうやってクラスを建て直せばよいか、途方にくれたのを今でも覚えています。
「本気の大人は怒ると怖い」という一面も時には見せましたが、それ以上に子供達を褒め、授業の内容を面白くすることに努めました。授業を真面目に受けると得をする仕組みを作り、子供達が授業に集中できる環境を作りました。最初の1ヶ月は上手くいかないことが続きましたが、2ヶ月 目に入ったころにはどんどんクラスは落ち着いてきました。私の本気の思いが子供達にしっかり伝わっていることを実感しました。
私は初任者時代に、2つの大切なことを学びました。
①教育は小手先のテクニックだけでは通用しないこと。
②結局は人対人なので、どんなに不器用で教え方が下手でも、一人一人としっかり向き合い本気でぶつかっていかなければならないこと。
この経験が活き、その後の教員生活は本当に充実したものとなりました。どのクラスも子供達から、「先生のクラスで良かった。」と言ってもらえることができました。
私はちょうど10年で教育界を去りました。小学校教員は1年に1クラスを受け持つので、担任したクラスはちょうど10クラス。次年度にそのまま 同じクラスの持ち上がりも経験したので、10年間では約260名の教え子に巡り合うことができました。今でも年賀状のやり取りを続けている子もいます。
卒業後に同窓会も何度か開催し、20歳を超えた教え子とは飲みに行くことだってあります。同窓会をするのは一般的には区切りのよい6年生のクラス会が多いのですが、私の場合は違います。私は6年生の担任を3回したのですが、同窓会開催の頻度が一番多いのは、なんと初任者時代の2学期から担任したあの4年1組なのです。学年も持ち上がらなかったので、彼らと過ごしたのはわずか7ヶ月。しかも初任者だったので、授業や学級経営も10年間の中で一番下手な時期。それなのにです。ちなみに、私の周りは教師の知り合いだらけですが、小学校4年生時の同窓会を開催している人は皆無です。
大人になった彼らと飲みながら話すと、「小学校から高校までの12年間で、小学校4年生の時が本当に1番楽しいクラスだった。」と言ってくれるのです。
「先生が熱かったから、みんな影響されてどんどん変わったよね。」
「前髪ツンツンしてたし、ちょこまか動くし、本当にペンギンに似てた!」
※このクラスのIさんが描いてくれた藤田ペンギンは、その後マスコットになります。彼女は美大に進学し、卒業後にイラストを作成する会社に勤めています。著作権料は要らないと言ってくれたので助かりました!笑
「先生って怒る時だけ博多弁になってたよね!?T君がよく真似してた!」
などなど、思い出話が全く尽きず、朝まで飲んでしまった事もありました。こんな教師冥利に尽きることはありません。
親の意見と冷や酒は後で効くという諺がありますが、教育や子育ても同じと言えます。教育や子育ての効果が表れるのは10年後。即効性がなくても、教え育て続けるしかありません。手を抜けば10年後に大きなしっぺ返しが来ます。
私は教育界を離れましたが、教育の大切さは身に染みており、今は外側から教育の大切さを訴えています。小学校教師を辞めた後に、その資格を使って「児童発達管理責任者」の資格を取り、発達障害の子供達を療育する施設でも働きました。教師時代や児発管時代は立場が直接的過ぎてできなかったアドバイスも、今は客観的にお伝えすることができます。何か気になることがあれば、直接お会いした時に遠慮なくご相談ください。元教師や元児発管の立場から、何か解決のヒントをお伝えできれば幸いです。
最後に、中々お会いできない方のために、教育者として私がとても重要だと思っているポイントを、4本の動画にまとめました。特に12歳までに行ってほしいことをまとめたので、お時間がある時に見ていただけると嬉しいです。教育や子育てのヒントになってくれることを願っています。
びーとるランド
かぶき園長
(本名 藤田 健)

01. 運動能力を高める ~調整力~
02. 体力を高める ~行動体力~
03. 心を整える ~神経伝達物質~
04. 頭脳も鍛える ~作業記憶~